かばって痛くなる〜お尻や股関節の痛みについて〜
かばって痛くなる
イマドキというか、
以前から、懐中電灯を持ち歩く人なんて
いないですよね。
特に今は、
真っ暗な場所で何かを落として困った場合は、
iPhoneなどのスマホが
懐中電灯代わりになります。
いわゆる「代用」というやつです。
ちなみに、
人間の身体にも「代用」という機能があります。
だから、
ヒザが痛くても
足裏にタコができても
歩くことができます。
当たり前のことですが、
スゴいことなんです。
バイクなどの二輪車なんて、
タイヤが一つダメになったら
もう使いモノにならないし、
走れないですよね。
なぜなら「代用」という機能が無いからです。
でも、
人間の身体には「代用」という機能があるから
ヒザが多少痛くても
足裏にタコがあっても
走ったり歩いたりも出来ます。
しかし、です。
懐中電灯の「代用」とは
違って、
人間の身体においての
「代用」には負担が伴います。
右ヒザが痛い人は、
歩くときに
右ヒザがまともに使えないので、
「左ヒザ」や「腰」などが代用されます。
要するに、
「左ヒザ」や「腰」がいつも以上に頑張ることになるので負担がかかるワケです。
たとえると、
会社を休んだ人の仕事が
まるごと全部自分だけに回ってくるイメージです。
力仕事の業種だったら
過労で倒れますよね。
同じように、
右の足裏のタコが痛い人は、
右足を「代用」つまり「かばって」歩くことで、
「左ヒザ」や「腰」に負担がかかるワケです。
で、
今日一番言いたいのは、
「お尻」や「股関節」や「太もも」が痛い人が多くいらっしゃいますが、
腰回りの筋肉が硬くなり過ぎてることで、
「代用」が起こって、
「お尻」や「股関節」や「太もも」が痛くなるケースが多いということを伝えたいんです。
要するに、
その痛みは「腰の筋肉」から来てる可能性が高いよということです。