通わせない整体院じゅらく

放送出来なかったラジオネタ②

/ 院長の部屋

放送出来なかったラジオネタ②

一昨日、放送出来なかった

FMかほく「健康ラジオくん」。

話す予定だった内容を引き続き

お伝えさせていただきます。

タイトルは

「きっかけが分からない痛み」

ここ数年は、
予約の関係で、
起きたばかりのギックリ腰を

みることも少なくなりましたが、

ギックリ腰になって
一週間とか、二週間とか、
長引いている人をみることが

わりと多い傾向です。

ギックリ腰で来られる方の
ほとんどは、
「何で起きたか分からない」と

皆んな口を揃えておっしゃいます。

「くしゃみをしてピキッ」
「あぐらをかいてて遠くのリモコンを取るときピキッ」
「椅子から立ち上がる瞬間にピキッ」
「カバンを持つときにピキッ」

「テーブルから落ちたスマホを拾うときにピキッ」

このような
きっかけで起きることが
ほとんどで、
日常的によくしている行為のため、
これらがギックリ腰の原因と言われても

納得がいきません。

他には、
朝に目が覚めて、
布団から起きる瞬間に

ピキッという方もいらっしゃいます。

あんなに痛くて辛いギックリ腰なのに
なんで起きたか分からない状態って、

すごく怖いんです。

どこかから誰かが
襲ってくるんじゃないかという

あのビクビクする感覚。あれに近い。

来院する方の
ほとんどがそんな不安を抱えているため
数年前から施術に入る前に、
かなり詳細に、

色々聞くようにしたんです。

そうすると、

見えてきました。

ギックリ腰になった人のパターンは、
①前日や数日前に、
ソファーやコタツなど、
布団以外の場所で(変な体勢などで)寝てた人
② 前日や数日前に、
「久しぶりに」運動やスポーツを全力でした人
③ 前日や数日前に、
長距離ドライブで肘掛けにもたれて運転などの、左右どちらかに傾いた姿勢で長時間いた人
④ 前日や数日前に、
パチンコを変な姿勢でやってたりなどの、身体を捻った状態で長時間作業し続けた人

これらのパターンが非常に多いんです。

タイムラグがあるわけです。

これらのことによって、

筋肉の緊張状態が増したワケなのですが、

ちょっと難しい話なので、
とにかく、
ちゃんと原因があるんだよ

という話です。

昨日の話の繰り返しになりますが、
因果関係が分からない状況は、

集中力低下や不安に繋がります。

ただでさえ痛いのに、
さらに因果関係が分からない不安は、

精神的にもお辛いはずです。

もし、心当たりがありそうな方は、
ぜひ知っておいてください。
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